「引っ越したいけど初期費用が払えるか不安」「できるだけ安く引っ越しを済ませたい」
賃貸物件を契約したいけれど、敷金・礼金・仲介手数料等……諸々の初期費用が高く、引っ越しを諦めてしまう方も多いのではないでしょうか。
実は近年、不動産業界では入居者の初期費用負担を下げられるように工夫しています。
そこで今回は、2024年版・賃貸の仲介手数料が安い不動産会社ランキングTOP10を紹介します。仲介手数料を無料にできる理由や、それ以外で賃貸の初期費用を抑える方法についても解説するので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
【2024年版】賃貸の仲介手数料が安い不動産会社ランキングTOP10
賃貸の仲介手数料が安く、初期費用を抑えやすい不動産会社ランキングを紹介します。
ランキングは仲介手数料の金額だけでなく、サービスの使いやすさやトータルのコスパで決定しています。初期費用を抑えて賃貸したい方は、ぜひランキングを参考にしてみてください。
不動産会社 | 仲介手数料 |
タダスム | 無料または最大50% |
UR賃貸住宅 | 無料 |
レオパレス21 | 無料 |
ゼロヘヤ | 無料 |
イエプラ | 基本無料 |
ぜろいちくん | 無料または1万円 |
エイブル | 半額 |
ミニミニ | 半額 |
リブマックス | 半額 |
イエッテ | 半額 |
1位 タダスム【無料または最大50%】
参照:タダスム
- 大家さんが紹介料を支払ってくれる物件なら仲介手数料0円
- 大家さんが紹介料を支払わない物件は仲介手数料最大50%
- 自分で探した物件だけをチェックできる
タダスムは、仲介手数料0円または最大50%で賃貸契約できる不動産会社です。
タダスムの賃貸仲介サービスは、自分で選んだ物件のみを紹介してもらえるシステム。一般的な不動産会社のように、スタッフが物件探しを手伝って営業することはありません。
仲介手数料が0円になるのは、大家さんが紹介料として費用を負担してくれた場合です。大家さんが紹介料を支払わない物件の場合は、仲介手数料として最大50%が発生します。
また、不動産会社のスタッフが物件探しに介入しないので、不動産会社側が一方的に得するような営業をされることがありません。自分で探した物件だけ内見できるので、お店に何度も足を運んだり、やり取りしたりする煩わしさがないところも魅力です。
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2位 UR賃貸住宅【無料】
参照:UR賃貸住宅
- 礼金・仲介手数料が無料
- 保証人が不要
- 厳しい収入審査を通過できればお得に借りられる
UR賃貸住宅とは、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)が管理している賃貸住宅です。
公的な団体が管理しているので、礼金や仲介手数料がかかりません。保証人も不要なので、収入審査に通れば自分1人で賃貸契約できます。
ただし「月収は家賃額の4倍」「貯金額が家賃の100倍以上」など、収入審査が厳しいというデメリットも。安定収入や貯蓄に余裕があるなら、UR賃貸住宅の利用を検討してみてください。
URというと公団住宅(団地)をイメージするかもしれませんが、実は新しいタワーマンションやデザイン住宅も存在します。広々とした部屋を扱っているところが多いので、子育て世代やペットがいる家族の引っ越しにもおすすめです。
3位 レオパレス21【無料】
参照:レオパレス21
- 敷金・注意手数料が無料
- 家具家電付き物件なら初期費用を大幅に抑えられる
- 退去時に清掃料が発生するので要注意
レオパレス21は、自社物件を多く取り扱っている不動産会社です。
レオパレス21が管理している物件なら、敷金・仲介手数料はかかりません。物件によっては礼金が必要ですが、家具家電付きの物件もあり、トータル面で初期費用を抑えやすくなっています。
ただし、退去時に「基本清掃料」が必ず発生するので要注意。基本清掃料は、1Rの家具・家電なし物件で38,500円(税込)、家具・家電ありで41,800円(税込)です。 入居時の初期費用は抑えられても、退去時に費用がかかるところはデメリットとなります。
また、家具・家電付きの物件は相場よりも家賃が高く設定されている傾向にあり、長く住むことを考えるとレオパレス以外の賃貸物件の方がお得な場合もあります。居住予定年数なども考慮した上で、レオパレス21を利用するかどうか検討してみてください。
4位 ゼロヘヤ【無料】
参照:ゼロヘヤ
- 東京23区を中心とした物件が掲載されている
- 掲載されている物件はすべて仲介手数料無料
- 指定の業者利用で最大50,000円のキャッシュバック
ゼロヘヤは、東京23区を中心としたお部屋探しができる物件紹介サイト。
ゼロヘヤに掲載されている物件は、すべて仲介手数料が無料です。賃貸契約が成立したとき、大家さんから広告料として報酬を得ることで運営されています。
ゼロヘヤはテレビやメディアでも多数紹介されており、芸能人のお部屋探しを成功させた実例もあります。経験豊富なスタッフが揃っており、引っ越しに慣れていない人でも安心して相談できるのが魅力です。
ただし、一般的な不動産サイトと比較すると、掲載されている物件数は少ない傾向にあります。掲載物件は東京23区中心なので、都心で初期費用を抑えて引っ越したい人はゼロヘヤの利用を検討してみてください。
5位 イエプラ【基本無料】
参照:イエプラ
- LINEで気軽にお部屋探しができる
- 不動産業者だけが使えるサイトで未公開物件が見つかる
- 夜23時までLINE対応可能なので忙しい人の引っ越しにおすすめ
イエプラは、LINEで気軽にお部屋探しができる不動産サービス。
LINEは23時まで対応しており、基本即レスで細やかにサポートしてくれるので仕事が忙しい人にもぴったりです。
ただし、口コミ・評判を見ると賛否が分かれており、担当エージェントによっては質が悪い場合もあるようです。担当エージェントは変更可能なので、違和感を感じたらLINEで「エージェント変更希望」と伝えましょう。
6位ぜろいちくん【無料か1万円】
参照:ぜろいちくん
- 賃貸ポータルサイトで見つけた物件の仲介手数料が0円または1万円になる
- 来店不要で、内見時も現地集合・現地解散
- 空室状況のチェックから契約手続きまでオンラインで完結可能
ぜろいちくんは、仲介手数料が0円または1万円で契約できる不動産サイトです。東京・大阪・神戸・京都の物件に対応しています。
賃貸ポータルサイトで見つけた物件のURLをぜろいちくんのLINEに送ると、空室状況と仲介手数料の金額を教えてくれます。 内見する場合は現地集合・現地解散なのでお店に行く手間がありません。申込みから賃貸契約まで、全てオンラインで完結します。
いわゆる「おとり物件」かどうかの確認や、仲介手数料が0円か1万円か確認するためだけに、ぜろいちくんのサービスを利用してもOK。お部屋探しから契約までLINEでやり取りできるので、対面でのやり取りが煩わしい人でも気軽に利用しやすいのが魅力です。
7位 エイブル【半額】
参照:エイブル
- 賃貸業界大手で老舗の不動産仲介サービス
- 仲介手数料が家賃の半額分
- 店舗によっては相談から契約までオンラインで完結することも可能
エイブルは、賃貸業界大手で老舗の不動産仲介サービス。
エイブルで賃貸契約を交わすと、仲介手数料は家賃の半額分になります。学割や女子割、リピート割などを併用すると、仲介手数料は半額以下になるので大変お得です。
北海道から九州、海外にも店舗を展開しており、住みたいエリアに詳しいスタッフが適切な物件を提案してくれます。店舗へ行くのが難しい場合、店舗によってはオンラインで相談から内見、契約手続きまで済ませることも可能です。
大手だからこそ扱っている物件も多く、お得なキャンペーンも豊富に存在します。仲介手数料無料の不動産サイトと併せてエイブルも利用し、比較検討しながら初期費用が安く抑えられる方を選ぶとよいでしょう。
8位 ミニミニ【半額】
参照:ミニミニ
- 仲介手数料が家賃の55%(税込)
- 敷金・礼金ゼロの物件を多く取り揃えている
- Wi-Fi無料や家具家電付き物件なども多く初期費用を抑えやすい
ミニミニは、仲介手数料が家賃の55%(税込)で利用できる不動産紹介サービスです。
敷金・礼金ゼロの物件を多数取り揃えており、物件によっては初期費用を安くできます。家具家電付きプランや無料Wi-Fi付きの物件も紹介しており、引越し後の費用まで安く抑えられるのが魅力です。
入居者保険やトラブル対応など賃貸契約後のサポートが充実しており、安心して暮らしやすくなっています。初めての引っ越しや学生の一人暮らしなど、賃貸に慣れていない人にもおすすめです。
9位 リブマックス【半額】
参照:リブマックス
- 仲介手数料が家賃の55%で契約できる
- 敷金・礼金なし物件や家具家電付き物件を扱っている
- 初期費用のクレジットカード対応物件も紹介
リブマックスは、ほとんどの物件の仲介手数料が家賃の55%で契約できる不動産サービスです。
敷金・礼金なし物件や家具家電付き物件があり、初期費用を安く抑えやすいところが魅力です。初期費用の支払いをクレジットカード対応している物件も紹介しており、まとまった現金がなくても引っ越ししやすくなっています。
新築やデザイナーズマンションなども多く扱っており、初期費用を抑えながらおしゃれな物件に住みたいというニーズに答えてくれるのが魅力。オンラインでの相談にも対応しているので、お店に行く余裕がない人にもおすすめです。
10位 イエッティ【半額】
参照:イエッティ
- オンライン提案型のお部屋探しサービス
- 仲介手数料は全て家賃の50%
- ビデオ通話で未公開物件も紹介してもらえる
イエッティは、オンライン提案型のお部屋探しサービスです。
オンライン接客によるコストダウンを実現し、全物件で仲介手数料を家賃の50%に抑えています。
内見は現地とオンラインが選べるので、実際に物件を見たい人でも安心。オンライン内見の場合はビデオ通話を使って部屋を見ることができ、さらに契約までオンラインで完結できます。
もし他の賃貸サイトで気になる物件を見つけたら、イエッティに相談すればほぼ全ての物件を仲介手数料50%で対応可能。チャットは22時まで対応しているので、忙しい人にもおすすめのサービスです。
賃貸の仲介手数料とは何に対する費用?
そもそも、賃貸の仲介手数料とはどのような費用なのでしょうか?仲介手数料の基本について、簡単に解説します。
貸主と借り主の間に入って契約手続きを行う不動産屋への報酬
賃貸の仲介手数料とは、仲介してくれた不動産会社に支払う成果報酬です。
不動産の賃貸契約のためには、想像以上に多くの業務が発生しています。仲介業務を行う不動産会社は、仲介手数料が主な収入源です。
- 賃貸ポータルサイトの情報更新
- 物件資料の作成
- 来客対応物件の紹介
- 内見の案内
- 契約条件の交渉
- 重要事項説明
- 契約手続き など
一般的な賃貸契約の仲介手数料は家賃1ヶ月分(+消費税)が相場
多くの不動産会社は、入居者から仲介手数料として家賃の1ヶ月分(+消費税)を請求しています。
法律が定める仲介手数料
宅地建物取引業法によると、仲介手数料は「家賃の1.1ヶ月分(+消費税)以内」と定められています。
仲介手数料を「貸主(大家さん)」と「借主(入居者)」の両者から受け取る場合、一方から受け取れる額は家賃0.55ヶ月分までです。
ただし、報酬に関する国土交通大臣の通達によると「当該依頼者の承諾を得ている場合を除き」と記載されています。
「貸主(大家さん)」の負担が0割の場合、「借主(入居者)」の負担は10割になります。不動産会社が入居者に対して家賃の1.1ヶ月分+消費税を請求する場合、大家さんに仲介手数料を請求していなければ違法になりません。
逆に、必ずしも入居者が仲介手数料を負担する必要もありません。大家さんから広告費や手数料として報酬を得ることができれば、入居者に仲介手数料を請求しなくても不動産会社の運営は成り立つのです。
参考:宅地建物取引業法|e-Gov
参考:宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買等に関して受けることができる報酬の額
賃貸の仲介手数料を無料にできる理由
賃貸の仲介手数料は、不動産会社にとって貴重な収入源です。そう考えると、仲介手数料無料の会社は「怪しい」と感じてしまうかもしれません。
そこで、ここでは賃貸の仲介手数料を無料にできる方法について解説していきます。
自社物件を紹介している不動産屋は仲介の必要がない
不動産会社が所有する自社物件を賃貸する場合、貸主は不動産会社となるため「仲介」は存在しません。
したがって、不動産会社の自社物件を借りるときの仲介手数料は不要です。
また、自社物件は礼金ゼロのところも多く存在します。確実に初期費用を抑えたいのであれば、自社物件を多く扱っている不動産会社を選ぶのも選択肢の一つです。
ただし、不動産会社の自社物件にも関わらず、所有者を別名義にして仲介手数料を請求するケースがあります。賃貸契約のときはよく確認して、不要な仲介手数料を支払わないように注意しましょう。
入居者がつかない等の理由で貸主が負担している
入居者がつきにくい物件では、貸主が仲介手数料を全額負担している場合があります。
空室状態が続くと家賃収入が入らないので、貸主にとってはリスクです。仲介手数料を負担したとしても、確実に家賃収入が入ってくる方が貸主にとって利益が大きくなります。
空室リスク対策のために、家賃を下げるという方法もありますが、あまり得策とはいえません。なぜなら一戸の家賃を下げると、他の入居者から家賃の減額交渉をされる可能性があるからです。
複数戸の家賃を減額すると、結果的にトータルの家賃収入が下がってしまいます。それなら家賃は据え置きで、仲介手数料を負担したほうが貸主にとってメリットが大きいのです。
仲介手数料無料以外で安く賃貸契約する方法
賃貸の初期費用をやすくする方法は、仲介手数料を抑えるだけではありません。不動産契約で損をしないよう、不動産や賃貸に関する知識を正しく身に着けていきましょう。
家賃が安い賃貸物件を探す
敷金・礼金や仲介手数料は、家賃の金額から算出されます。
敷金や礼金が発生したとしても、家賃が安ければ初期費用も安く抑えられるのです。初期費用を安く抑えたいなら、まずは無理なく支払える家賃の物件を探しましょう。
敷金・礼金ゼロの物件を探す
敷金・礼金ゼロの物件は、意外と多く募集されています。
貸主が敷金・礼金ゼロにする理由は、空室リスクを避けたいからです。
入居者がつきにくい物件では、初期費用を安くすることで魅力をアピールします。逆に、競合が多いエリアでの差別化をはかるために敷金・礼金ゼロに設定する場合もあるようです。
入居者にとって敷金・礼金ゼロの物件は魅力的ですが、「なにか裏があるのではないか」と警戒してしまうかもしれません。
しかし、ほとんどの敷金・礼金ゼロ物件は空室リスク対策のための施策です。不安な点がある場合は不動産会社にしっかり相談をして、納得ができたら契約を交わしましょう。
フリーレントの賃貸物件を探す
フリーレント物件とは、入居してから一定の期間家賃が無料になる物件のことです。
フリーレントになる期間は入居から数週間〜3ヶ月など、物件によって異なります。敷金や礼金は必要になる場合がありますが、数カ月分の家賃が無料になるならお得です。
フリーレント物件が存在する理由も、やはり空室リスク対策のため。
閑散期などで空室が長く続きそうな物件なら、1〜2ヶ月後から家賃が得られるフリーレントにしたほうが確実です。入居者にとってもメリットが大きく、「空室リスクを避けたい貸主」「初期費用を安くしたい借主」双方のニーズを満たします。
フリーレント物件は賃貸ポータルサイトでも検索できるので、ぜひチェックしてみてください。
ただし、フリーレント物件は契約期間が決められており、途中解約する場合は違約金が発生する場合があります。契約書の内容をしっかり確認し、問題ないと判断できたら契約するとよいでしょう。
定期借家を探す
定期借家とは、決められた期間だけ住める賃貸物件のこと。
物件の持ち主が転勤などの理由で一時的に不在になるとき、決まった期間だけ家を貸すことができます。
定期借家を借りる場合、契約期間以上は原則として更新できません。途中解約できないなど貸主のデメリットも多くあることから、相場よりも初期費用や家賃が安く設定されている場合が多くあります。
通常は賃貸に出回らないような分譲物件や戸建ても、定期借家なら安く借りられるのが魅力です。短期間で退去できるなら、定期借家も選択肢の1つに取り入れてみてください。
不動産屋の閑散期(5月〜8月頃)を狙って賃貸物件を探す
不動産業界の閑散期は、空室リスク対策のためにさまざまなキャンペーンを行っています。
敷金・礼金無料やフリーレントなどを行っている場合もあり、繁忙期より初期費用を抑えやすいタイミングです。
不動産業界の閑散期は5〜8月、11〜12月頃といわれています。引っ越し時期にこだわりがなければ、閑散期を狙って不動産会社に相談してみてください。
来店不要のオンライン不動産会社を利用してみる
オンラインで完結できる不動産会社は、店舗や車を持たないことで経費削減しています。
経費がかからない分利益を出しやすいので、仲介手数料を少なく設定している場合が多いのです。
不動産会社の店舗に行っても、結局はインターネットを使って検索してもらうことになります。それなら、オンライン上でも同じように物件を探してもらっても条件は同じです。
同じ条件で検索できるなら、自宅で気軽に利用できるオンライン不動産会社が便利。初期費用を抑えたい人はもちろん、お店に何度も通ったり対面で話したりするのが煩わしい人もぜひオンライン完結型の不動産会社を利用してみてください。
賃貸契約で失敗しない不動産会社の選び方
最後に、賃貸契約で失敗しない不動産会社の選び方を紹介します。
住みたいエリアの不動産会社を比較検討する
店舗型の不動産会社を利用するなら、住みたいエリアの不動産会社をチェックしましょう。
仲介手数料は、契約に至らなければ発生しません。複数の不動産会社に相談してみて、紹介の質や初期費用の金額などを比較検討して最も信頼できる不動産会社を選んでみてください。
自社物件を扱っている不動産会社を探す
自社物件を扱っている不動産会社なら、原則として仲介手数料が不要です。
多くの不動産会社は、自社物件の契約の場合は礼金も不要としています。初期費用を抑えたいのであれば、自社物件を所有している不動産会社を探してみてください。
ただし、自社物件なのに所有者の名義を変えて、仲介手数料を請求してくるところもあります。少しでも怪しいと思ったら担当者に質問し、回答が怪しければ契約を見送ることも大切な判断です。
不動産会社の口コミ・評判をチェックする
不動産会社の口コミ・評判をチェックしましょう。
Googleの口コミやSNSの投稿などを見ると、どのような不動産会社なのか明確になります。良い口コミと悪い口コミ、どちらもしっかりと読み込んで、信頼できる不動産会社を見つけましょう。
宅地建物取引業の免許更新回数を確認する
宅地建物取引業の免許の、更新回数をチェックしてみましょう。
不動産の仲介を行うためには「宅地建物業」の免許が必要になり、免許は5年毎に更新されます。更新回数が多い不動産会社ほど、長く営業しているということの裏付けです。
免許は各社のホームページには免許番号が記載されています。「東京都知事(3)第1234567号」のように記載されており、()の中の数字が免許の更新回数です。
例:東京都知事(3)第1234567号
→更新回数は3回
例:国土交通大臣(10)第56789号
→更新回数は10回
もちろん更新回数が多いだけでは、必ずしも信頼できる不動産会社と判断できません。ただし免許更新回数が2回以上であれば、確実に5年以上は営業を続けてきたという証拠です。
営業年数が浅い不動産会社よりは、免許更新回数が多い不動産会社の方が安心して利用しやすいかもしれません。
逆に新しい不動産会社だからこそ、画期的なサービスを提供している場合もあります。ただし営業年数が浅い不動産会社はすぐに廃業してしまう可能性もあるので、慎重に見極めたいところです。
まとめ:賃貸の仲介手数料が無料or半額の不動産会社を利用しよう
賃貸の仲介手数料は、仲介してくれた不動産会社に対する報酬です。
これは本来、大家さんと入居者が半分ずつ負担するもの。しかし特例として一方にだけ請求することも認められており、多くの不動産会社は入居者に100%の仲介手数料を請求しています。
しかし近年、仲介手数料を無料または半額にしている不動産会社も増えてきました。無店舗型のオンライン不動産会社なども選択肢の1つに入れながら、賢く利用して賃貸の初期費用をできるだけ安く抑えましょう。